噂の地場産品(あけぼの茶)

■あけぼの茶の「曙茶業組合」(津野町烏手川)
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◆農事法人 曙茶業組合のグリーンツーリズム

 「あけぼの茶」は、四万十川源流、水と緑の里で生まれた有機・農産物のお茶です。

 曙茶業組合では、夢の健康茶「あけぼの茶」を生産しているほか、四万十源流の自然村として、津野町にある広大な茶園及びその周辺に広がる森林で、グリーンツーリズムの実践活動もしています。

 様々な、林業体験、農業体験、田舎暮らし体験を通して、森林の問題、環境の問題、山村地域の問題、食の問題等を考える機会を作っています。

【活動内容】
 秋から春にかけては「椎茸づくり体験」、春には「茶摘、茶づくり体験」「山菜採り体験」等を実施しました。「間伐体験」「ログハウス体験」などの活動もしています。

【プロフィール】
・発足年月日 : 平成3年9月23日
・代表者   : 稲田幸子
・事務所   : 高知県津野町烏出川1175-2
・TEL   : 0889-62-2008

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■グリーンツーリズム:「新茶&山菜を楽しむ体験」

                   森岡郁夫(土佐市)

 5月下旬、農事組合法人曙茶業組合が主催し、バーチャル[こうち自然村]が企画・運営した「新茶&山菜を楽しむ体験」というグリーンツーリズムに初めて参加した。

 今回の自然村の舞台は、高知県津野町の「奥四万十自然村の茶園」。

 津野町岩土の山上の茶園に集まったのは、茶園主のE氏ご夫妻と、お手伝いの地元のおばあちゃん2人、ビデオ撮りの取材を兼ねて訪れた四万十川財団のY氏夫妻と赤ちゃん、グリーンツーリズム参加者の10名と子供2人の総勢19人。

 茶畑からの雄大な眺望は素晴らしく、北に四万十川の源流がある不入山、鶴松森等を一望できる。全員自己紹介の後、茶園主から、茶園は3.5haの広さで、有機.無農薬栽培の一番茶のみというこだわりのお茶作りを続けている旨のお話を聞く。
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 JAS有機.無農薬認定の製茶工場と山荘見学の後、濡れたように光る一番茶の新芽摘み作業に取り掛かる。

 私は一芯三葉を念頭に、E氏から注意を受けたヘクソカズラ、その他の雑草、カメムシやバッタ等の虫を籠に入れないよう摘んでゆく。

 近くのYさんはと見ると、そんな事にはお構い無しの感じで、鷲掴みに新芽をバサバサ取り込みたちまち籠一杯である。

 実際のところ、虫は見かけなかった。やや蒸し暑い天候だったが、時おり涼しい風が緑滴る茶畑を渡って行く。鶯、ホトトギス、コジュウケイ、遠くでかすかにカッコウが鳴いていた。

a0051612_8504133.jpg 摘んだお茶はかまどに掛けた鉄の大鍋に入れしんなりするまで煎る。Yさんが最初に挑戦。混ぜ返しながら煎りあげるが焦げたりして結構難しそう。煎り方のお手本を示せない茶園主E氏が奥さんに突っ込まれて、大笑い。熟練者のおばあちゃんがお手本を見せてくれて、なるほどと感心する。

a0051612_851451.jpg 次は、熱でしんなりしたお茶葉を竹篭の上で汁が出るまで手でもむ作業。その後、天日干し。ここまで終えた所で待望の昼食会が始まる。

 土間の隣の板の間で、囲炉裏を囲む。地元のおばあちゃん心づくしのお料理は、山菜五目鮨と山菜お握りに、山菜の煮物.酢和え、沢庵、奈良漬等。赤ちゃんも交じって、まるで4世代の大家族が囲炉裏を囲んで食事をしているような、遠い昔どこかで見たような光景である。

 賑やかかつ和やかな雰囲気の中、竹杯のお酒で上機嫌、益々元気になったH氏の囲炉裏端独演会、昭和天皇植樹祭の一席に一同聞き入る。山椒の葉を散らせた五目鮨やおかずがおいしくお替りをした。

 昼食の間天日にさらしたお茶葉を、乾燥機に入れ120℃で約30分乾燥させて、本日の手作り新茶は完成となる。そのお茶と、保存してあった煎茶や残った料理をお土産に、和気藹々の笑いが絶えない楽しい交流会は、15時にお開き。

 自宅での夕食後早速、今日作った釜煎り新茶を指先でもみながら急須に入れ香ばしい香りをかぎ、お湯をそそぐ。お茶作りに直接関わった思い入れもあるが、香りといい、格別の美味しさであった。

 お茶を飲みながら、メールを開いたら、高知市から、ご夫婦で参加したS氏からのメールが届いていた。

『曙茶業組合の徹底した無農薬のお茶栽培に驚きです。あの広大な規模で、徹底した管理のもとでのお茶づくりに度胆をぬかれました。鶯の声を聞きながらのお茶づくり、昼食、ゆったりとした時間を楽しませていただきました。ありがとうがざいました。』

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【曙茶業組合から】

 S氏ご夫妻からは、次のような、お便りが届きました。

 『広大なお茶畑、施設、それと有機栽培への情熱に、すごい!の一言です。真に「ほんもののお茶」に触れることが出来ました。かまどで炊いたご飯の五目ずし、竹の器で、しっかりいただきました。ごちそうさま。

 山ふところに包まれた山荘で、変わりゆく季節に悠久の時を過ごされるのも羨ましい生活の一部でございますネ。夏は、星が美しい所と思います。

 先日、「茶寿」という年齢があることを知りました。九十九(つくも)の次、百歳とのこと。茶の字を分解して、<くさ冠=九・三=12>+<八十八=88>=100、というそうです。美味しいお茶を飲んで、百歳まで長生きしましょう!』
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by shizen100s | 2008-02-20 08:51 | 噂の地場産品
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