歴史・文化で地域おこし(沈下橋と短歌)

■土佐の名建築(「高知新聞社」刊・平成6年1月発行)
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 流線形が美しい四万十川の沈下橋として「土佐の名建築」に選ばれた大正町上岡の「向山橋」。説明に、このような記述があります。

a0051612_19232897.jpg 『この橋はわずか3つの橋脚で支えているに過ぎない。全体にすっきりとして、飛行機の翼を思わせる伸びやかな流線形は優美でさえある。「向山橋』との橋名があったが、残念ながら架設年月日を刻んでいてと思われる部分は欠損していて、読み取れなかった。

 高知県内で沈下橋が盛んに造られたのは昭和31年から34年にかけてである。だが、この橋のデザインの斬新さから見ると、完成はもっと後のことかもしれない。』

【写真】向山橋(四万十川:大正町上岡)

◆架設は、昭和38年です。

 「私が設計し、架設工事を担当しました・・・」

と語るのは、元県庁職員で林道の設計・施工などに携わった橋詰寿男氏。そのことを詠んだ短歌を、「四万十川百人一首」に応募しています。まもなく「ブログ:四万十川百人一首」に掲載される予定です。

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[四万十川百人一首]

(01)俵 万智 (大阪府)    四万十に光の粒を・・・
(02)小谷貞広 (四万十市)  霧深し児らの姿を・・・
(03)土屋文明 (群馬県)   君がほこりし四万十川を・・・
(04)木戸三亀子(四万十市) 赤鉄橋渡りつつ見下ろす
(05)横山美子 (大阪府)   蛇のごと四万十川は・・・
(06)森岡郁夫 (土佐市)   遠嶺に春雪残る・・・
(07)橋田東声 (四万十市)  ゆふ空に片照る雲の・・・
(08)斎藤矢須代(神奈川県) 温かき飯にのせ食む・・・
(09)浜口秋雄 (福岡県)   黒き背のウグイ浅瀬に・・・
(10)下田佳子 (土佐清水市) 空に花咲かせるように・・・
(11)北村道子 (青森県)   産卵を終えたる鮎は・・・
(12)大野 晃 (長野県)    四万十の川面に映る・・・
(13)多田美津子(東京都)   雨止みし今朝の四万十川・・・
(14)工藤きみ子(北海道)   四万十の川の流れに・・・
(15)北見志保子(宿毛市)   岸のべの松は伐られて・・・
(16)前川竜女 (南国市)    ざるそばの盛りに青海苔・・・
(17)阿部 精 (宮城県)    山々の清水束ねて四万十は・・・
(18)田中朋枝 (愛媛県)   午前四時まだ明けやらぬ・・・
(19)吉井 勇 (東京都)    山ふかく数里のあひだ・・・

ブログフォーカス:四万十川百人一首

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    君がほこりし四万十川を
      今渡る冬の水満ち堤ゆたかなり
                 (土屋文明)

             『ブログ:四万十川百人一首』より
 
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by shizen100s | 2006-01-03 21:15 | 地域おこし
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