噂の地場産品(木質ペレット)

■(有)須崎燃料<須崎市>のホワイトペレット

a0051612_2121299.jpg ペレットは、木粉(おが屑程度でよい)を乾燥し、固めて作る。木材には必ずリグニンという成分が20~30%含まれており、木粉を50Kg程度(?)でプレスするとリグニンが接着剤となって固まるので、余分な接着剤は混ざっていない。

 サイズや含水量などに規格はまだないが、図のような形で長さ1cmくらいが普通である。含水率は10%以下。カナダなどでは6%以下と決められている。燃やしても灰や煙をほとんど出さないが、樹皮(バーク)を原料にすると灰を出す量が多少多くなる。樹皮を含まないものをホワイトペレットという。

 チップに比べると高価だが、体積が5~6分に1になるので、輸送には有利で、形状が一定なので自動供給などがし易いという利点がある。高知県の(有)須崎燃料はホワイトペレット製造の老舗である。

 価格は、Kgあたり15~40円。灯油が値上がりしているので、35円程度ならカロリーあたり灯油より安い。但し、現在はペレットの流通システムができていないので、メーカーから宅急便で送っていることが多く、実際の価格を高くしている。

         (松崎武彦:(財)高知県産業振興センター)

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■ペレット製造機
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 ペレットは、間伐材や製材所から出る廃材を粉砕し、水分10%以下に乾燥してからペレット製造機で固めて作る。従って、乾燥したオガクズを利用するとき以外は、粉砕器と乾燥機も必要である。ペレットに固めるのはフラットダイというものを使うのが普通である・・・[more

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[ひとくちメモ]

■ペレットストーブ

a0051612_21223414.jpg 森林バイオマス燃料の一つがおが屑を固めたペレットで、暖房用ストーブやボイラーに使われる。ペレットストーブは、熱効率が80%程度と高く、煙や灰を殆ど出さない。燃料は自動供給されるのが普通である。炎が見えるので癒し効果もある暖房器具として注目されている。見ているだけで面白い。

 3年ほど前までは国産品はなく、全て輸入品であったが、今では日本で作ったものも10種類ほど販売されている。最も安いもので15万円くらい。部屋のインテリアとしても価値があるような物もあるので、上はきりがない。

 燃料費は今なら灯油よりは安い。高知ならば、甫喜が峰、森林センター情報館(土佐山田)、土佐竜(須崎市)などに行けば使っているのが見られる。学校や、公共施設でもっと使ってほしい。

◆松崎氏の「バイオマス通信」

 移動式製材機実演見学記(ブログ:四万十通信)

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by shizen100s | 2005-12-06 21:25 | 噂の地場産品
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